歴史、戦争、クラウゼヴィッツ(Geschichte, Krieg, Clausewitz)

研究(歴史学、軍事史、クラウゼヴィッツ)のことを中心に更新していきます。

「日本におけるドイツ軍事議論の受容 1900-1945年 最新文献の受容を中心として」

軍社研の報告と間がないのですが、クラウゼヴィッツ学会でも報告します。こちらは明治から昭和にかけて、同時代の最新のドイツの軍事文献がどのように受容されていたのかを扱います。 2018年11月度研究会のお知らせ2018年11月21日(水)19:00~21:00(含む質…

「日独軍事思想の比較―クラウゼヴィッツと石原莞爾」 (2018年度特定課題研究集会と「軍隊と社会の歴史」研究会の共催)

今度、次の報告をしますので、メモしておきます。 「日独軍事思想の比較―クラウゼヴィッツと石原莞爾」 (2018年度特定課題研究集会と「軍隊と社会の歴史」研究会の共催) 日程:11月24日(土) 場所:早稲田大学39号館6階第7会議室 14:00~14:05 開催趣旨説明…

日本クラウゼヴィッツ学会研究大会 2018年

2010年から継続してまいりました10月のクラウゼヴィッツ学会シンポジウムも、本年よりさらなる拡大を目指して、研究大会と銘打つことになりました。クラウゼヴィッツ、戦略研究、軍事史など、広域にわたる研究大会となります。お誘いあわせの上、ぜひご参加…

2018年度日本クラウゼヴィッツ学会特別講演会 「日本の安全保障とグローバル・コモンズの確保」

www.clausewitz-jp.com 半島情勢の流動化にともない、日本の安全保障の基盤も再度点検する必要性が出てきました。当学会では従来も月例研究会の中で折々時事的なテーマを取り上げ研究を深めてきましたが、クラウゼヴィッツの戦略論を学ぶ一環として、今年度…

2018年度前期教養ゼミナール/人文社会学ゼミでのイベント

中島ゼミ(2018年度)では、学生イベントを行います。お時間に余裕のあるかたはぜひご参加ください。 ●「電大生と昔の遊び――竹とんぼ、メンコ、コマ、ミサンガと折り紙(仮)」(2018/6/22金曜、北坂戸にぎわいサロン二階、11:30-12:30)●「地元の産物でお菓…

北坂戸での読書会

北坂戸で4年前に始めた読書会「本で話そう、読書で話そう」も、今月で40回目を迎えます。最初は参加者もほとんどおらず、苦慮しておりましたが、いまは常連さんの協力もあり何とか継続できています。読書会の日時は毎月土曜日(第二から第四週のうちいずれか…

2018年6月

2018年度も始まって3か月が過ぎました。今年は例年に比べ講義数が増え、また講義時間が100分に伸びたこともあり、なかなか大変ですが、頑張っております。 毎年6月は研究時間を捻出することに苦慮する時期のようです。大学の講義準備もありますし、ちょっと…

世界史研究会総会(2018年)

世界史研究会総会の時期になってまいりました。2018年3月10日土曜に世界史研究会合評会・総会を行います。大変ご多忙の折とは存じますが、ご都合がつくようでしたらお誘いあわせの上どうぞご参加ください。どうぞよろしくお願いいたします。 世界史研究会合…

戦史、国防史、軍事史、戦争史

キューネ、ツィーマン『軍事史とは何か』は軍事史概念をきちんと把握するうえで非常に有益な本なのですが、とくに戦史、国防史、軍事史、戦争史という似て非なる用語を区別して理解するうえでも多くの示唆を与えてくれる著作です。 具体的な内容は本書を読ん…

キューネ、ツィーマン編著『軍事史とは何か』要約その2

第十章 軍需産業と戦時経済ステファニー・ヴァン・デ・ケルクホーフ(新谷卓訳)近年メンタリティ、文化、そしてジェンダーに関わる歴史テーマは、軍事史および戦争史においても注目を浴びている。だが一方で、軍隊の物資面での装備、経済面から見た動員、戦…

キューネ、ツィーマン編著『軍事史とは何か』要約その1

3月3日発売の共訳書について各章の概要を紹介します。各章ごとに内容はとても充実していますので、あくまでご参考とお考えください。●トーマス・キューネ、ベンヤミン・ツィーマン編著、中島浩貴・今井宏昌・柳原伸洋・伊藤智央・小堤盾・大井知範・新谷卓・…

第31回読書会「本で話そう、読書で話そう」(2017/6/10)/第32回読書会(2017/7/8)

次回第31回読書会は、2017年6月10日(土曜)10:30-12:00となります。次々回第32回読書会は、2017年7月8日(土曜)10:30-12:00です。※今回は定例の第2土曜開催です。参加費は無料です。ご自分の好きな本(複数可能)をお持ちください。難しい本から漫画やラ…

電大生とおしゃべり(第二回、2017/6/26月曜)

「電大生とおしゃべり」(2017/6/26、北坂戸にぎわいサロン二階)日時:2017/6/26 月曜 13:30-14:40(次回第三回、2017/7/10 月曜 13:30-14:40)テーマは、私のこだわり/私の宝物/私の失敗談のいずれかのなかから、5分程度で自由に話していただきます。学…

歴史知研究会第57回(2017/7/2(日)14時~18時)

歴史知研究会の案内が参りましたので、メモしておきます。◆「トランプ以後のスクラップ・アンド・ビルド」企画第二回・運動のサイクル、あるいは反復、変奏、共鳴――グローバリゼーションおよびそれ以後――入江公康氏・近代的常識の超近代的帰結──人格概念の再…

オルタナティブとしてのドイツ

ドイツに関心をもっていると、日本との共通性と相違がはっきり見えてくるように思います。これはもちろんアメリカやイギリス、フランス、そのほかの国々に関心を持っている人にも言えると思いますが、日本の日常生活で当たり前のものと思われていることが、…

東上線小説――文化をつくるには

東京近郊で小説/物語の舞台になる地域は、ほぼ決まっているように思います。その舞台は山手線圏内か、横浜、中央線界隈ではないでしょうか。それは人間の数の面からも、歴史的な文化的中心地の面からもやむを得ないのでしょうが、東武東上線沿線に住んでい…

僕とカミンスキーの旅

映画「僕とカミンスキーの旅」を見てきました。 「グッバイ、レーニン!」の監督と主演のダニエル・ブリュールのコンビによる作品ということで、期待を裏切らない出来でした。原作のダニエル・ケールマン、瀬川裕司訳『僕とカミンスキー』三修社はすでに読ん…

クラウゼヴィッツに関する新しい本

本ブログのタイトルは「歴史、戦争、クラウゼヴィッツ」なのに、最近はその話をブログであまりしなくなり、看板に偽り状態が続いていますので、たまにはクラウゼヴィッツの話をしたいと思います。今年2017年はクラウゼヴィッツに関する書籍として面白いもの…

e-honと「まちの本屋」

地域コミュニティに関心を持つようになってから、できるだけ地元のお店を使うようにしています。現在の本の流通システムは、どこも同じような品ぞろえにならざるを得ず、ハードカバーで内容もしっかりした本を置いている店はごくわずかです。かための、学術…